六本木交差点をミッドタウン方面に、交番の反対側の歩道を歩いて行き約48mほど進んだビルの2・3Fにあるお店「忍人本舗」。
このお店、忍者屋敷なのです。壁に隠し扉があったりするし、店員さんは忍者の格好していて、注文が終わるとドロンと消えてしまったりと中々赴きがあるお店なのです。
今流行の言葉で言うと忍者コスプレ居酒屋。とでも言うのでしょうか。「お帰りなさいませ。ご主人様ぁ。」とは言ってくれないですけど;-P。
さてと、黒ずくめの忍者に案内されて席に付くも、素早い動作でサッとおしぼりが出てきます。さすがは忍者。つつがなく飲み物と料理を注文するのですが、出てきた刺身の盛り合わせは本当にドロンしちゃうんじゃないの?とか思ってしまう演出付き。
刺身の三種類が煙の中から突如として出現するのでした。これも忍法なのか?そして、食べてみると、ふむ。中々うまいじゃないのさ。となるのでした。さすがは忍者屋敷;-)。
後もう一品上げるとすれば、牛筋煮込み。とろける美味さ、そしてこってりとした味噌味仕立て。御主も中々やりおるのぉ。などとなってしまうのでした。
しかし、我々は今回隠密なる重要な話があったわけで、その話をしている最中ふと見たら障子から目がこっちを覗いているし、壁の向こう側には聞き耳たてているヤカラがおるし、ふむー。恐るべし忍者屋敷。
などと、思っていると時間は22:30近く。屋敷、もとい店内にはもう人はいなくなりつつあったのでした。六本木と言う土地柄からか「居酒屋」と呼ばれる店の足は随分と早いんだなぁ。と思い我々も撤収の準備。ふつーの人はこの後キャバクラ辺りに消えていくんだろうと思うんだけど、我々はとっとと帰ったのでした・・。ふぅ。
注意。
文中に掲載されている店内の風景と店員さんの動作についてはここに書いた限りではありません。俗にいう「多少尾びれ背びれが付いた」状態もしくは「誇張された話」となっていることにご注意ください。
カテゴリー: 都営大江戸線
六本木。美豚。
今回は六本木のお店に行ってきました。それももつ焼き屋です。「おめーよー。六本木に行ったんだからもっとおしゃれな店に行ったらぁ。」って声が聞こえてきそうなんですけど、そんな訳には行きません;-)。六本木でもそれなりにフーリューなもつ焼き屋を探さなければならないのです。それが使命なのです。ふっふっふっ。
と、まぁ、大げさに書いてしまいましたが、今回行った店は六本木交差点を俳優座方面に進んでその角っこを曲がって18.9mほど進んだところにあります。「美豚」。
店の雰囲気は渋い作りで、六本木ではなく新橋にありがちかしら;-)。なので気兼ねなく店内に入れます。ホッピーもあるしねぇ。値段はまぁ一人3,000yen位でしょうかねぇ。今回は総勢五人で押し掛けたのでした。
まずは煮込みを注文。むふぅ。六本木にあるのにそれなりにまともなもの出すじゃないのさ。ってこらまた失礼f(^^;;。じっくりと煮込まれていた煮込みが出てきたのでした。
他に刺身があったりして居酒屋ちっくなんだけど、結構いけるものを出してくれます。今回はちょっとかわった料理と言うことで、チャーシューを頼んでみました。豚バラチャーシューが焼かれて出てくるのですがこれを味噌で頂きます。当然カラシをつけて。ふむー。もつ焼きとは違った美味さだねぇ。
とまぁ、それなりな料理とホッピーが有る店。でもって六本木によくあるチャラチャラしたり、ちょっとかしこまった店では無い雰囲気がまた、僕らしくてグー。と、言う話はある?;-)
門前仲町。ゆうちゃん。
満喫した門前仲町界隈の徘徊を無事に終え帰投しようかと思い駅に向かったところで、飲み仲間と偶然出会った。満員で入れなかった「魚三」のカウンターに彼は座っていたようで、僕が訪れたときの様子をずっと見守っていたそうな。
じゃ、もう一軒行きましょう。お祝いだーっ!!と、言うことで再度地上に出るのでございます。「大阪屋」まで歩いて角っこの道をカクンと曲がってシケインを通過した所にある店「ゆうちゃん」へ。
店はしぶいっーーっ!!。角の店なのだけど、ちっこくて、中に入るの「への字」のカウンターのみで八名も座ったら一杯になってしまうのでした。
まずはホッピーとモツ煮込みも注文。とは言いつつ、それなりに飲んでいるので控えめに・・。しかし、本日初めてのホッピーであるわけでして、それは嬉しい時間なのでありました。出てきた煮込みはこってり系で味噌がガツンと効いてくるのでございます;-)。青いネギもまた良い。
煮込みを突きつつ、駅で出会ったお友達と話に花が咲きます。今日はハッピーな一日でございました。などと話に花が咲いているのですが、この店も随分と渋い。
酔った頭でだんだん思考回路が壊れてきているのだけど、店内を見回すとこんな感じでございます。
ちっこい店なのですが、中々どうして。良い雰囲気ですねぇ。こー言う店。(入ったことないけど)「大阪屋」や「魚三」も良いけど、行き当たりばったりでこう言う店が発見できるのは、街の深さがすばらしいと言うことでしょうか。
さてと、リターンマッチで「大阪屋」に行かなければ・・。
門前仲町。だるま。
土曜日が休みの「大阪屋」の斜め向かいにある店。「だるま」。
前を通ったとき電気が消えているので、もう閉店かぁ?とか思い愕然としてしまったのだけど、店のおっちゃんが外にいて「あぁ。大丈夫だよー。らっしゃーいっ!!」って声を掛けてくださいました。
L字型のカウンターの奥のほうに座ったところがちょうど煮込み鍋の前。あぁ。煮込みが僕を呼んでいる。って感じで座ると同時に注文。飲み物と同時に手元に出されたのでありました。
出された煮込みとビールを飲みつつ店内を見回してみるとそこはかとなく混んでいる。でもって明らかに地元の人々が訪れている雰囲気が漂っていて「あぁ、この人達にとっては地元の行きつけの店なんだなぁ。」とミョーに納得してしまうのでした。店は一家でやっている感じがまたいー。
もう一品、アジ南蛮を注文しつつ酎ハイを注文。この店、デフォルトで焼酎の炭酸割りが出てきます。後は、テーブルの上にあるサワーを入れればレモンサワーになったりライムサワーになったりするわけです。これはちょっと中々良いシステムだったりするかもしれないですねー。
そんなこんなでそれなりに居心地の良い時間を過ごし気分もほろ酔いになってしまったのでありました。この店、壁にメニューがあるのですが、他にも写真があったりして、まぁ、そこはかとなく飽きない時間が過ごせるのではないでしょうかねぇー。
門前仲町。万俵。
ちょっと人形町にやぼ用があったのでそれを終わられた後、かねてからの懸案となっていた、串モツ煮込みの最後の砦である「大阪屋」に向かうべく、一路門前仲町に向かったワケです。
地下鉄から地上に出て角を曲がった所に大阪屋があったのですが、果たして休みなのでありました・・。しくしく。まぁ、土曜日が休みだと言う情報を仕入れていなかった僕も悪かったのですが、閉まっているものはしょうがない。気分を新たに次ぎの店である「魚三」を目指すのですが、なんとなーーっ!!一杯で入ることが出来なかったのでした。と、言うことで見事玉砕。・・。
しかし、こんなことで門前仲町を後にする筆者ではないのでございます。「魚三」の向こう側の通りに見つけた店。それが「万俵」。おぉ。救世主に見えましたよ。僕は;-)。
外見は居酒屋風。チェーン店には見えないので心持ち落ち着かない雰囲気で空いていたカウンターに座ったのでした。ビールの大瓶を頼んだら「秋味」が出てきた。「むむむ。御主中々やりおるな。」などと心には思っても言葉には出せない一瞬なのですが、料理の注文もしてしまうのでありました。
もつ焼きも手頃な値段で、まぁ、そこはかとなく美味いじゃないのさ。あれま。瓶ビールといい、このもつ焼きといい、当りチック?;-)。
で、居酒屋なので刺身のメニューもある訳です。今回はマグロのほほ肉の刺身を注文。しばし待つことにして、秋味を堪能。で、出てきたのがこれでございました。
マグロなんですけど、ニンニク・ショウガで食べるのです。なんかレバ刺しみたいな感じ。でもってそれで食べてみると中々グーですなぁ。
そんなこんなでサワーに切り替えてもう少しグダグダしていたい所ですが、そろそろお店が混み始めてきたので撤収でございます。
「大阪屋」や「魚三」だけでなく、他にも探せば良い店がたくさんあるんですなぁ。門前仲町って所は。けど、リターンマッチが必要な街なのでございます。
森下。三徳。
今回、六名で森下界隈を散策しているのですが、前回の山利喜を出た後、良い店ありまっせっ。と、某おっちゃんが言うので連れられて行ってもらったお店がここ「三徳」。
いやぁ、店の雰囲気からしてすばらしいじゃないですかぁ。これぞ下町。と言う感じ。一同感動しつつ、飲み物を注文すると同時に「刺身全部。」ときたもんです。で、出て来たのがこれ。
山利喜では生もの食べなかったので、やっぱこれだよねぇ。とか言いつつ皆で食べ尽くします;-)。
本当に人数が多いと色々注文出来てうれしい。煮込みも当然食べました。もつ焼きも食べました。うまいですねぇ。
けど、この店で僕が初めて遭遇したものそれは「純レバ」。
しょーーっぱい味噌、これ八丁味噌かなぁ?にレバが入って煮込まれています。しかし、それが酎ハイとマッチしてえらい良いんですよ。
「どうしてこれを純レバって言うんですか?」って店の人に聞いたら、
昔は色々なもつが入っているものも有ったんだけど、「純粋に、レバしか入ってないもののほうが高価だったらしいよ。」それで「純レバ」っ言うようになった。
との事です。名前も味も初めての体験でした。いやぁ。良い店でした。
しかし、これで終る六人では無いのです。途中一人脱落したものの最後にもう一軒行く訳ですが、僕の記憶が無くなって行くのでこの次の店の情報は有りません(^^;;。
森下。山利喜。
都営新宿線と都営大江戸線が交差する街、森下。そんな下町にある元気な有名店「山利喜」。でもって今回行ったのは本店。
開店は17:00なんだけど、早い人は16:30から並んでおります。今回この店には土曜日に行ったのだけど、土曜日は予約ができないので並ぶしか手が無いのでございます。
開店と同時に無事に入れた僕らは今回六名。二階へと通されます。このお店はフランス料理みたいですばらしいと絶賛されているようで、煮込みを頼むと果たしてその通りなのでした。
このこってりした煮込みをガーリックトーストとともに頂くと言うなんとも贅沢な食べ方です。それを、金宮焼酎の入った酎ハイと一緒なのですごい違和感。けど、うまい。並ぶだけのことはあります。
この日は比較的大人数で行ったので色々食べる事ができました。この写真はサーモンのテリーヌ。これもフランス料理チックでなかなかいい。一緒に行った人なんか、いつの間にかワインボトル注文しているし;-)。
そこいらでいろんな人が同じことを言っていますが、やはり、僕も同じコメントになってしまいますね。古い味と新しい味が混ざったお店。それが「山利喜」の特徴でしょうか。混むのも解る気がします。良い店でした。