金沢と言えば、兼六園ですが、その近所の香林坊・片町辺りにはそれらしい酒場がたくさんあるのです。今回、せっかく金沢に行ったのでその辺りのシブイ飲み屋をきっちりと押さえるべく出かけたのですが・・。
はっきり言って、見事に返り討ちに遭い、すごすごとしっぽを巻いて帰ってきたのでした・・。
だってー。雰囲気が新宿の花園神社の横っちょにある飲み屋街「新宿ゴールデン街」にそっくりなんだもの・・。これは一見さんがズンガズンガと足を踏み込むようなところではないな。と即座に思ってしまったのでした・・。
香林坊の交差点から一本中に入った通りの更に奥に連なる飲み屋街の地図が掲載されている看板です。
ここの看板があるところまでたどり着くまでがもう既に新宿ゴールデン街。ふむー。
でもって街の雰囲気はこんな感じ。
ネオンがヲレを呼んでいるぜい。って感じがするのですが、玄関の開いている店をちょっと覗いてみると、あれまー。カウンターのみですか・・。みたいなちっこいお店がたくさんあるのです。
更に散策して、一本通りをずれてみるとまたまた看板がありました。
ふむー。似たような雰囲気なのでした・・。
と、言うことですっかりと意気消沈しスゴスゴと撤退したのでありました。
悲しいなぁ。金沢の街。けど、この辺りに詳しい人に連れて行ってもらわないとどうしようもないと痛感した。そんな夜だったのでした。
と、言うことで、この辺りに詳しい方いましたら、是非ご一緒していただければと思います。宜しくお願いします。
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金沢。大関。
富山から金沢に移動します。途中、加賀屋に寄ります。おっとーっ!!もつ焼きの加賀屋ではありません。和倉温泉の加賀屋です;-)。でもって、加賀屋のすぐそばの「総湯」で温泉につかり、加賀屋(と、同じお湯であろう温泉を)を満喫するのでありました。
と、言うことで、その後、加賀百万石の都に入ります。でもって駅前のホテルに入るのですが、出かけるところは東尋坊・片町・木倉町辺りです。が・・。けちょんけちょんに打ちのめされるのは次回にして、今回入ったのは「大関」。
大衆割烹です。大衆酒場ではないところに注意が必要です;-)。
19:00前に行ったのですが、店は混んでおります。カウンターに座ることができなかったので小上がりで宴会の開始です。
このお店にはおでんがあるみたいなので、ちょっと早いのですが、頼むことにしましょう。あ、当然刺身の盛り合わせも頼みます。まずは割と早いおでんが先に登場。
がんも・はんぺん・すじを注文しますが、おぉ。金沢ってのは大阪に近いのねぇ。と、すじを見て感じさせられます。牛すじが出てきました。がんもは関東のとそんなに変わらないのですが、はんぺんには驚かされました。ふくらんでないんです。かまぼこみたいな感じ。ぷむー。
それにしてもここのおでん、スープがうまいです。色は薄いので関東炊きって感じでかねぇ。そして、驚いたのが出汁の味ががつーーーんっ!!と、来ること。カツオ・もしくはさば節の味が怒濤のように押し寄せるのでした。スープだけおかわりしたーーいっ!!。って感じでした。
でもって次に来たのが刺身の盛り合わせ。
いやはや。これを見た瞬間「どこが大衆酒場なんだぁ?」と思いましたね。けど、よくよく考えてみると「大衆割烹」。たとえば、刺身の横に載っているワサビは本わさびをおろしたもの。刺身を一口食べると、これまた絶品。いやはや。良い意味で期待を思いっきり裏切ってくれるのでした。
他に、もうちょい頼み、日本酒を飲みつつ金沢の夜は更けて行くのですが、本質的にはそこはかとなく悲しい夜なのでした。そのワケについては次回にお送りします。
が、基本的には夜は楽しい街なのであると感じます;-)。