今の季節、梅が終わりを告げ、桜の開花まではまだある。そんなタイミングで木蓮(もくれん)の花が咲いていたりしますな。
まぁ、こんな感じで白い花が咲き、満開の状態だと木が真っ白になる。中々見応えがありますな。
しかし、この花を見るとついつい口ずさんてみたくなっしまう呪文がございましてな。
『アジャラカモクレン・そろそろこのブログのエントリを書いてはどうだ・テケレッツのパ。』
みたいな感じですな。まぁ「そろそろこのブログのエントリを書いてはどうだ」の部分は各師匠方によって、世の中の世相によって様々なものに変わるようでありますが;-)。
まぁ、木蓮の花から連想するとそんな風になってしまうのですんな。
落語つながりでもうひとつ。時期的には今は千葉辺りに行くと菜の花の季節。こちらも良いですなぁ。菜の花の場合、今度は
『鞍馬から牛若丸が出でまして、その名も九郎判官』
そして、『義経』『弁慶』と続くのでありますが、そこで頭をよぎった。
「あぁ。鯉のあらいが食べたい。」と・・。
と、いうことでまくらはここまでにしてそろそろ本題に入りましょうかねぇ;-)。
「鯉のあらいもしくは刺し身が食べたい。」と、思うと、僕の場合はほぼほぼ一択ですね。そんな感じでやって来ました。赤羽にある「まるます屋」。
まぁ、エントリ自体を書くのが随分と久しぶりなのですが、このブログでは三回目の登場のようです。前回の登場は2014年6月ですかー。
お店に入ったのは16:40頃。店内にはまだ空席がありました。コロナが収束しつつあるので、僕もフラッとでかけたのですが17:10頃には既に満員状態となっておりました。
瓶ビールを頼み、そして、楽しみにしていた鯉のあらいも合わせて注文。しかし、鯉のあらいのほうは僕が頼んだのが最後の一個のようでした。わあぁ。ギリギリセーフ。僕の次に頼んだ人はお店の人にきっと『その恋も九郎判官』とか言われているのでしょうなぁ。なぁんてことはないとは思いますが;-)。
こんな感じの鯉のあらいです。
このお店、鯉のあらいの他に鯉の刺し身もあるようです。あとから来て、僕の二個隣に座った人は鯉の刺し身を注文しておりました。
この鯉のあらい、氷の上には乗ってなかったので、そんなにつべたくない。まぁ、柳陰ではなくビールを注文しているので話の本筋からは既にソレているのもまた確かではありますが、瓶ビールが終わったあとは日本酒のとっくりに行くのであります。それに、僕は植木屋さんではないし;-P。
あ。鯉のあらい、味はサッパリめでネットリともしてない。特に比べられる魚が無いかなぁ。ちょっとドロくさい部分もあるかもしれませんが、酢味噌をつけて頂くのであまり気になりませんでしたな。
酒は日本酒に移行しているので、つまみを何かもう一品注文しましょう。せっかく「まるます屋」に来たので、ここは、うなぎをつまみに一杯かなぁ。などと思うのですが、風変わりなところでなまずの唐揚げを注文してみました。
出てきたのはこんな感じ。
魚の唐揚げな雰囲気は醸し出されています。下の大きいのと上の二個のちっこいの、部位が違います。下のはサッパリとした味わいで身のほうですね。白身魚の味です。上の二個は噛みしめるとアブラができて、中々唐揚げチックな味でした。
ひと皿で二つの味が楽しめる、普段は中々食べないなまずの唐揚げなのでありました。僕は千葉の印旛沼のほうで一回と、渡良瀬遊水地の辺りで一回食べたことがあり、今回が都合三回目となりましたな。
とまぁ、こんな感じで過ごした「まるます屋」ですが、酒が規定量に達しそうなのと、店内がずいぶんと混んできたので、そろそろ出ることにしましょうかねぇ。しかし、帰るにはまだ早いような気がする。
そんなこんなでコロナ渦開けの久しぶりの赤羽散策。次の店を探しつつもう少し散策でもしてみましょうかねぇ。
って・・。
へ、へ、へ。へっくしょーーーんっ!!
あ、今は花粉の季節だったか。それにしても、ローソク持ってなくて良かった。ほっ。
おあとがよろしいようで。
GPSポイント
Latitude: 35.779987º N
Longitude: 139.720479º E
Map: 35.779987,139.720479