川崎駅で直久ラーメンを食べた後、相鉄横浜駅で大敗し横浜界隈を散策した後、今回の旅の真の目的地である、鶴見に行きます。JR鶴見駅まで戻った後、JR鶴見線に乗る予定だったのですが、時間が余っているので国道駅まで歩いて行くことにします。お腹も減るし。
今回の目的であるお店「国道下」。このお店はこのブログにおいては二回目の登場ですが、前回の掲載は「まだやっているかなぁ?」的書き方であったため、自分で確認の意味も込めての今回の「紀行」だったのでした。
さて、JR鶴見駅から京急鶴見駅まで歩き、駅の左の商店街を進むと国道に出ます。信号を渡ると左手に「田町屋本店」と言う酒屋さんが出て来ますが、そこを通過します。ちなみにこの酒屋、店の横で飲むことができるので、「国道下」がまだ開いていない時間に着いてしまったときは立ち飲みすると良いでしょう。
更に進むとJR鶴見線の高架が出て来ます。そこが国道駅。でもってガード下のトンネルを進むと改札の斜め前辺りに赤提灯が揺れています。そこが「国道下」。
今回は16:00に着いてしまったのですが、お店のマスターが準備していたので、何時からですか?と聞いたら「16:30からなので、もうちょっと待ってて。」と、言われたので、この界隈を散策することにします。前回行ったときは17:00からだったので30分ほど開店時間が早くなったのでしょうか。
この辺りは魚の問屋が多いので、午前中に行けば威勢の良い雰囲気が味わえるそうです。僕が散策した時にはもう閑散としていましたけど・・。後、そのまま鶴見川に出て辺りの風景を見るのもまた良いものです。この辺りは釣り船が多いので釣り師があちこちにいます。これもまた独特の風景でしょうか。鶴見のお寿司屋さんに行ってみたい気もします。
今回の風景は「もつ焼き写真館」にあるので是非ご覧ください。京浜東北線の旅・鶴見辺り
さてと。開店時間が刻一刻と近づいているため散策もほどとぼにしていざ出陣。しかし、16:30に行ったときにはもう既にカウンターには座れない状態となっていたのでした。奥のテーブル席になんとか座ります。とは言っても、このお店、カウンター八席、テーブル席2×2の計12名しか店内に入れません。場外には四人掛けのテーブルが一個。と言う感じです。
店内には赤いランプがともり、なんか場末のキャバレーみたいな雰囲気を醸し出しています。この辺りが渋いのです。
さて、瓶ビールともつ焼きを注文しましょう。もつ焼きは計四種類。それを二本づつ注文。店の中で食べる人や、お土産に買って行く人もいるのでマスターは大忙しで焼いております。僕らの前に出て来たのはこんな感じ。
しかし、前回は気づかなかったのだけど、今回、じっくり見て解った。ここのもつ焼きは、そろばんの玉の形をしていますねー。のんきの場合は奇麗な四角なんだけど、ここのは奇麗なそろばんの玉、菱形をしております。これにも驚きましたが、すばらしいですねぇ。
そして美味いっ!!自称ホッピー友の会会長なんかは自分の分を食べた後、人のまで食べております・・。いやはや・・。
煮込みもあるみたいなので注文してみましょう。これが最後みたいで、僕の次に頼んだお客さんは「今煮込んでいるからちょっとまっててね。」だって。と、言うことは僕らの前に出てくるのは、コテコテに煮込まれて味のしみ込んだやつなんだねぇ。
いやはや。これも美味いねぇ。僕が女将さんにウーロンハイを頼んでいる間に、これまた自称ホッピー友の会会長がガツガツと食べ尽くしそうになっているじゃないのさ。それを制してなんとか僕も煮込みの一切れにありつくことが出来たのでした。ふぅ。
それにしても随分と久々に行ったお店ですが今だ健在と言うよりももっと更に活気が出ていていやぁ。良かったです。ここは本当に良いお店だなぁ。街の風景も雰囲気も、そして鶴見川も鶴見線も良い。
大満足で、次の人のために長居はせず、この店を後にしたのでありました。また来るからねぇ。