今日はお店の話ではなく、食べ物のお話です。
最近はすっかり暑くなり、07/25は土用のうなぎの日だというので、軽く一杯飲んだ後、某お店でうな重を食べました。
ただ、うな重のみを食べてもしょうがないので、日本酒でキュッといっぱい。肴にうなぎを。などと思い、お店に入って注文しました。
出てきたのはこんな感じのうな重二枚盛りでした。
フツーのうなぎの蒲焼が載っているうな重かと思いきや、あれま。そー思って注文してはダメですね。見た目が非常に残念なうな重でした・・。 orz
ふつーのうな重が出てくることを想定していたのでその衝撃に打ちのめされつつ半分くらい食べ進んだのですが、味は決して悪くはない。プリプリ感のあるうなぎでした。
「あれ?これってくりから焼きじゃね?」と思えてきました。
『くりから焼き』とはうなぎの端切れを串に打って焼いて食べる料理です。
僕は関東でうなぎのくりから焼きというのは『鍵屋』でしか食べたことがありません。ちょっと古い写真ですが。『鍵屋』のくりから焼きは細長いウナギが丸く串に絡みつくように打ってありました。
『くりから焼き』というのは蛇が剣にからみつく様子が描かれているらしいのですが、ここのはまさしくそんな感じでした。
うなぎの端切れと上で書きましたすが『鍵屋』で聞いた時、確か、背中の部分だと聞いた記憶があるのですが、定かではありませんf(^^;;。
味は蒲焼きよりは歯ごたえのあるモチモチとしたかみ応えで、うなぎの味もちゃんとしていて、日本酒に合うなぁ。と思いつつ食べました。
で、今回某お店(写真に店名が出ていますね;-)で頂いたうな重二枚盛りですが、うなぎの蒲焼きというよりはくりから焼きに近いモノが重の上に乗っている。と、いう感じでしょうかね。
『うな重食べに行くぜぃっ!!』と思いつつ注文すると(僕のように)痛い目に遭います。しかし『上に乗っているのはくりから焼きだ。日本酒に合いそうだね。』などと思い食べに行くとそれはそれである程度幸せになれるのではないかと思われます。
なんせ、(普段、ぼくはうなぎはあまり好んでは食べませんが)くりから焼きを出してくれるお店には二回しか行ったことがないのですから;-)。
お会計のとき、お店の人に確認したのですが、いつもこんな感じのうな重が出てくるようで、この時期、原料がないからこーなった。のではなく、いつもこんな感じのうな重が出てくるようです。
串に打ってないけど、くりから焼きを食べみたいという方は足を運んでみるのも良いかと思われます。