天神橋商店街最後の店でございます。大阪環状線天満駅から大阪方面に向かう途中に怪しい通りがあり、「多聞酒蔵」の前を更にずんがずんがと37mほど進んだ辺りにあるお店。「但馬屋」。
今回初めて椅子に座って飲みます(^^;;。しかし、このお店、がらんどう。入り口の看板の瓶ビール350yenと言うのに引かれて入ってしまうのでした;-)。
天神橋商店街では初めて椅子に座り、ゆっくりと酒を飲むことにしましょう。今日は今回の旅初の串揚げを食べ、ホルモンを食べたので次はイヨイヨどて焼きです。この店にもちゃんとありましたー。すかさず注文します。
しかし、新世界辺りでは「どて焼き」は串に打ってあり鍋の中でぐつぐつ煮てあるんだけど、こうやって出てきたら「ただの牛筋煮込みじゃん。」と思うのは関東人が思う気持ちであろうか・・。
それにしても今日は夜が冷え込むのでビールから日本酒に切り替えます。熱燗を飲みつつ広い店内を見回すのですが、壁のあちこちにメニューが貼ってあります。どれを食べようか悩んでしまうのでした。
その中で目に止まった料理。それが「うざく」。思わずお店の人に聞いてしまいました。そしたらうなぎの酢の物だそうなので、んだばちょっと食べてみようかねぇ。と思い注文。出てきたものがこんな感じ。
ふむー。「なんや。フツーのうなぎの短冊やん。」(ちょっと大阪モン風に;-)。食べると確かに酢の味が効いている。蒲焼きを皿の上に奇麗に並べてその上に酢を掛けたものがどうやら「うざく」みたいです。
「なんや。大阪ん人はけったいなもの食いよるなぁ。」(関東の人が関西人のマネをした風;-)と素直に思ったのですが、食べてみたらそれはそれで中々いけるのがちょっと驚き。これならフツーに作れるよ。と思ったのでした。
さてと、今宵も大阪の街を思う存分満喫できたのでした。堂島・天満橋と来たらいよいよ次回からはナンバ編に突入であります;-)。
って・・。その前に、来た道を歩いて帰らねば・・。ちょっとほろ酔いでシャッターの降りた天神橋商店街を大阪天満宮駅まで練り歩き、駅前の立ち食いうどんやで関西風味のコンブうどんを食べて電車に乗り込むのでした。
って・・。大阪のどこで食ってもうどんは関西風や。ってか、こっちでは関西風うどんとは言わへんねん。
と、言うことらしいです・・。
年: 2008年
大阪。銀座屋。
引き続き天満橋商店街を徘徊中です。それにしても途中、酒屋さんを発見。「ホッピーあります。」の看板も目に留まります。店内を覗いてみると店内で飲んでいるおっちゃんがたが居ます。んーー。入りたい・・。けど、もう閉店の時間なのでした・・。残念。次回再度トライ。と言うことで足は更に天満駅に進みます。
ガード下までたどり着いた所で駅の改札方面に向かう所の店に入ることにしました。「銀座屋」。
入り口には大きな提灯が揺れております。立ち飲みなのですが、ずんがずんがと店内の奥のほうに進むのでした。
取りあえずは瓶ビールを注文。この辺りでは「ビールはキリンとアサヒどっちかねん?」って聞かれることが多いです。両方のビール会社の勢力争いが均衡していると言うことでしょうかねぇ。
僕は迷わずキリンを注文。ビールの話でもう一点。この辺りで飲む瓶ビールはなぜか知らんが思いっきり安い。大瓶が330yenとか350yen。高くても380yenなので400yen以下で瓶ビールの大瓶が飲めてしまう。これには驚きです。良い街です;-)。
さて、ここではちょっと腰を据えて飲むことにしましょう。とは言いつつマグロぶつなどを注文してしまうのですが、大阪だけに多分仕入れは和歌山の漁港で上がったものでしょう。多分、食べたのはキハダマグロ(「イエローフィン・ツナ」と言うやつですな。本マグロ(黒マグロ)の場合は「ブルーフィン・ツナ」と言うみたいですけど;-)のぶつだと思います。写真は無いんですけど;-)。
後は、鉄道マニアの人のためのメニュー「てっちゃん」でしょうか。鉄板焼きを頂きます。出て来たのはこんな感じでもやし・タマネギなどと混ざって、さすがは大阪の味。って感じでしょうか。
別に「鉄道マニア」の人のメニューではなく、ただ単に「こてっちゃん」の「こ」を省略したのだと思うのですが、要はホルモン炒めって感じでしょうか。
瓶ビールがそろそろ終わりそうなのでレモンサワー230yenに切り替えてホルモン炒めをぐわしぐわしと食べるのでした。
ちなみにこの店のメニューは色々あります。揚げ物・焼き物・鉄板焼き・串焼き・一品もの・ぱっと出てくるもの。などなど。それが安価な価格で食べられるので大阪はええですねぇ。カウンターにも色々なおとっつあん達が思い思いの酒を飲み料理を注文しているのでした。
こういう場所では、僕はきっちりと関東の人間のフリをするのでした;-)。
大阪。ひろ。
大阪堂島界隈にはJR東西線が走っています。北新地駅から一駅先の大阪天満宮駅まで電車に乗ります。そこには天満橋商店街があるので、そこから大阪環状線天満駅まで歩きつつそれらしいお店を飲み歩くことにしてました。
さて、大阪天満宮駅から大阪環状線天満駅まで商店街をてくてく歩くのですが、良さそうな飲み屋さんを早速発見。今回の中間地点辺りにあった立ち飲みで串カツのお店。「ひろ」。
お店はちょっと暗い雰囲気のバーみたいなんだけど立ち飲みのカウンターとちょっとのテーブル。お父さんとお母さんの二人で営んでおります。
まずは瓶ビールを注文。続いて串揚げ通本を注文。
僕の横では会社帰りのちょっと若いサラリーマンが酔っぱらいつつ仕事の話などしています。僕は僕で一人でしんみりと飲みつつ店の風景などを眺めているのでした。店の雰囲気はちょっと暗めのバーみたいなのでカウンターの隅のほうで恋人と愛を語り合うにはまぁ、ぼちぼちかもしれない雰囲気なのでした。
それにしてもこの時期、アーケードの商店街とはいえさぶいものです。人通りが少なくなりつつある時間なのですけどねぇ。
ビール一本と串焼き数本を消化した後、次の店に向かうためにお勘定をお願いするのでした。でもってなんと、800yen。あれま・・。安いでんなぁ。
大阪。藤平。
大阪・堂島。今回は仕事で行っているのでお昼もきっちりと食べなければなりません。あの辺り(堂島三丁目界隈)はお昼ご飯を食べるお店結構少ないですねぇ。そんな中で見つけたラーメン屋さん。「藤平」。
堂島三丁目交差点からR2に出て右に曲がり約12mほど進んだ所にあります。
店内に入って気がついたのですが、お店自体はチェーン店のようですね。
出してくれるのは九州ラーメン。とどちらかと言うと熊本ラーメンに近いでしょうか。上に黒い油がどろっと浮いています。これが香ばしくて中々良いのですけど。
替え玉もしくは大盛りが可能です。僕はラーメンの大盛りにしてもらいました。麺二玉でボリューム満点です。後、テーブルの上にはどんぶりに高菜が入っているのでこれは無料でラーメンの中にどどどと入れることが可能です。
まあ、この界隈にラーメン屋さんがあり、本当に助かりました。
これにて大阪・堂島編は終了。次回からは天満橋商店街編になりますー。乞うご期待;-)。
大阪。田の家。
大阪・堂島にもうちょっと居るのでした。今日は「おやじ焼き」で、堂島界隈で超局所的な人々に有名な店だと思います。「田の家」。堂島三丁目交差点のすぐ脇、バス停の真ん前にあるたこ焼き屋さんなのです。
このお店の名物は「おやじ焼き」。なんかこのブログの筆者のような感じやな。って気がしないでも無いのやけど、どんなものか食べてみたいものです。と、言うことでのれんをくぐって店内へ入ります。
焼き場の前、店の外にはテラス席があるのですが雪が降るサブさなので店内に入ってしまうのでした。で、店内に入って焼いていたおばちゃんに「写真撮っていいですか?」と、関東の言葉で聞いたら、「え?何?照れるやんかぁ。私を撮ったらあかんよぉ。」だって・・f(^^;;。いやぁ。さすがは関西のおばちゃん。美味し所持っていきよる;-)。
で、しばし待って出てきた「おやじ焼き」がこれ。五個で350yen。
なんで「おやじ焼き」と言うのかと聞けば、おばちゃんがみいんな焼きながら説明してくだはりました。たこ焼き焼く鉄板の穴の中にまずウズラの卵を落とします。その上からたこ焼きの汁をたらしてたこ入れるので出来上がりは「目玉おやじ」になるわけです。で「おやじ焼き。」フムー。確かに「おい。鬼太郎っ。」って声が聞こえてきそうですけど。
中にはタコの他にこんにゃくが入っていました。なるほどーなのでした。
堂島三丁目をうろつく人は必ず一度は足を運ぶであろうたこ焼き屋さんなのでした;-)。
大阪。もんちゃん。
堂島界隈。一歩間違えれば北新地辺りにずずずーーっと吸い込まれてしまうそうなのですが、ここはぐっと我慢してもつ焼き屋を探します。
堂島一丁目の交差点からミナミ方面に53mほど進んだ辺りに赤提灯が揺れているのでした。そのお店が「もんちゃん」。立ち飲みのお店、でもってセルフのお店なのです。
まず、自分の席を確保します。そこでたたずんでいたらおっちゃんが「飲み物はあすこのケースの中にあるからな。」と言うので瓶ビールを一本と近くにあったコップを取ってきます。
その後、「焼き物はこのケースから自分で好きなの取ってや。」と言うので焼いてない生の状態の串をステンレスの皿に取り、焼き場のおっちゃんに渡します。しばし待っているとテーブルの上にある自分のお皿にぼんぼんと置いてくれます。
すごいシステムだぁ。自分の好きなのを自分で取って来る。と言うのは、数々のもつ焼き屋に訪れた僕でさえ今までに体験したことの無いシステムだ。などと感動していたので店のおっちゃんに写真撮って良いか聞いたのですが、その時の会話が以下のような感じ。
僕:「すみません。店の写真撮って良いですか?」
おっちゃん:「あかん。」
常連さんA:「水入れてわかすのは?」
おっちゃん:「ヤカン。」
んーー。さすがはお笑いの街大阪・・。店のおっちゃん、ボケありがとうございました。と、言うことで店内の写真はありません(一部、大幅に脚色しています;-)。
串焼きは一本100yen。肉だけでなく野菜があったりウインナーがあったり揚げがあったりで種類はそれなりに豊富です。店内もそこはかとなく混んでいます。大阪・堂島と言えば東京の八重洲みたいな雰囲気でしょうか。スーツを着ている人が多いです。
さて、ビールが終わったので飲み物コーナーからワンカップの日本酒を取ってきてグビリとやり店内を眺める僕なのでした。追加オーダーも終わりお金を払って外に出たのですが、「あかん。」と言われた写真。店の看板だけはなんとか写真におさめることができました;-)。
ぱちり。
大阪。若狭。
仕事で大阪に行かなければならなくなりました。大阪です。ぐひひ。パパパっと仕事を終わらせ散策するべよー。
まずはじめの一軒目は「ドージマ地下センター」の中にある「若狭」。福井県若狭湾の名物が出るお店でございます。地下街の中にあるお店です。「どっか飲む所無いかなぁ。」と徘徊していればパッと見つかることでしょう。
大阪での仕事が一段落した後にふらっと入ったお店。一緒に行った同僚が「福井の名物小鯛の笹巻きは是非食べましょう。」と言うので注文。福井の名物を大阪の堂島で頂きます。まぁ、大阪と福井は近いですしねぇ。箱根で小田原産の魚を食べるような感じでしょうかねぇ;-)。
さて、この小鯛の笹巻き、実は小浜産だったりするそうです。小浜から直送したものなのでございます。
小浜と言えば、今ちょうどアメリカで大統領予備選がやっているかと思いますが、激戦を戦っているのもオバマ氏なのです。つながっているのでございました。
お後がよろしいようで。m(_ _)m。
六本木。食堂。
今日のお昼は六本木で食べることにしましょう。東京ミッドタウンの34F辺りに中々眺めのすばらしい食堂があると聞いたので今回はそこで頂くことにしましょう。
まずはエレベータで上に行きます。その後数々の難関をくぐり抜けて到達できます;-)。ちなみにここ、名前がありません(^^;;。
ここからの眺めはこんな感じ。
新宿方面の写真です。34Fから見る景色は大変すばらしいものなのです。でもって渋谷方面に目を向けると六本木ヒルズが前面に押し寄せ、その奥に渋谷の街、大山、その先には富士山が白い帽子をかぶっております。ん〜〜。マンダーム。
今回食べたのはカツカレー。480yenなのです。前面の景色を眺めつつ480yenのカツカレーを頂きます。ふふふ。
味は、まぁ、食堂の味です。ちょっと調べてみたらファミレスの「カーサ」と同じ所がやっているみたいです。カーサはもう無いはずですけど。
他にはミートソースパスタ。こっちは420yen。冷凍麺を使っているのですが、アルデンテな麺。ふむー。まぁまぁでしたな。六本木と言う立地条件と景色が良いのと値段が安いので値ごろ感があります。
ちなみにこの食堂、一般の人は入れません・・。申し訳ありません・・。
神泉。プルメリア。
今日は、渋谷もしくは神泉辺りでお昼ご飯を食べることにしましょう。今回行くお店は「プルメリア」。場所は渋谷駅よりは神泉駅のほうが近いでしょう。
神泉駅を降りてまずはスーパーのポロロッカを目指します。前の道を山手通り方向に約31mほど進んだ辺りにあります。
ふつーの喫茶店なんです。特に注目するものは何もありません。ただ単に普通の喫茶店なのです。
しかし、まぁ、ランチをふつーの喫茶店で食べることも多々あるでしょう。と、言うことで早速中に入りましょう。今回頼んだのは「スパゲティ・ナポリタン定食」なのです。
この時点で、カンの良い皆さんはもう既にお分かりですかねぇ?;-)。出てきたナポリタンはこんな感じです。
しかし、ふつーの喫茶店のふつーのスパゲッティをなぜこのブログで取り上げるんだ?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、このスパゲッティ、パスタでは無いですねぇ。昔懐かしい、伝統的なスパゲッティなのです。
ウインナー・タマネギ・ピーマン。横っちょにはサラダが載っています。麺は茹ですぎていてフニャフニャ。とても「パスタ」とは呼べるような代物ではありません。けど、こー言うスパゲティ、美味いんですよ。嫌いじゃないんですよ。懐かしいような味なんですよ。
と、言うことで今日は大盛りを頼んでしまいました。味に飽きてきたら粉チーズをドハドバっと掛けて味を引き締めてからまたズルズル。
んー。口の周りを真っ赤にした状態で「ごちそうさまー。」なのでした;-)。
上野。大統領・支店。
上野の「大統領」と言えば過去に二回ほどこのブログに登場しています。
三回目を書くのか?と思いきや、今回は支店のほうなのでございます。本店(ぼろっちょい(失礼っ。)ガード下の店)のテラス席で飲んでいた場合にトイレに行きたくなると、店員さんが「支店のほうに行ってきてください。」と言うので行ったことがある方はそれなりに居るんではないでしょうか。
本店の前の道を上野駅方面に約15mほど進んだやはりガード下にありますが、こっちは建物がまだ新しい感じがします。でもって広いのでお客さんがたくさん入ることができます。
「私、本店ではちょっと恥ずかしいですわー。」とおっしゃる淑女の方でも支店だったらOKなのです。って・・。そもそも淑女はもつ焼きなんか食べないか・・(^^;;。
と、言うことで今回は支店です。本店よりも品揃え多いのかなぁ?特に気にもしていないんだけど、今回はアジのなめろうを食べてみました。ホッピーも行くよーー;-)。
でもって今回はイノシシの串焼きがあったのでそれも注文。こんなんあるなんて珍しいなぁと思い、ジビエ好きな筆者は大喜びなのでした;-)。
しかし、店の雰囲気ですが、建物が新しいのでどーもいまいちと言う感じが拭えないです。後、本店の名物店長がいらっしゃらないのもちょっと悲しい所か・・。げどもまぁ、トイレは広くて奇麗だし、「大統領」なので煮込みは美味いし、本店に入れなかったけど、支店には入れる機会が多いし、(僕はあまりきにしないけど)路地に面していないので昼間から飲んでいても恥ずかしくないし。それはそれでお互いに良い点・悪い点を補っている感じの店なのでした;-)。