九月の中と十月の第一週と、ちょっと連チャンで実家に帰ってきました。九月の第一週に東北の旅に行ってきたと言うのに遠出ばかりして本当に忙しいことです。
で、実家に帰って諸々用事をこなしつつ、そこはかとなくお店には足をはこぶのでありますが、今回は「長野と言えば。」と言うことでおやきの登場です;-)。
その昔、実家ではばーちゃんが生きていた頃は、僕が東京からバイクで帰るとよく作ってくれたものです。小学校のころなどは半日の土曜日に帰ってくるとおやきが蒸かしてあったりして、お昼ご飯にも食べたりしていました。
実家の母が言うには「あすこのは美味しいよ。」と言うことで、近所に出かけたついでに寄ってみました。「横田製菓」。
須坂病院のすぐ横にあります。
普段はたくさんの種類があるらしいのですが、僕が行ったのは11:00頃。残っているのはなすのおやきだけだったのでありました・・。しくしく。
普段、朝一番に行くとこれだけの種類があります。
おばーちゃんが作ってくれたのは他に「大根菜っ葉」とかあった気がしますが、王道としてはなすと野沢菜でしょうかねぇ。
でもってうちの実家のおやきと言うのはこんな感じです。
よく、都内の駅前に出る売店とか、デパートの「長野県(信州)フェア」とかではフライパンで焼いたおやきが売っていたりするんですが、あれは、僕からすると邪道ですね。まぁ、地方色が出ているだけだと思うんですけども。松本辺りでは確か油をたらして焼いていたような気がします。
うちの実家のは、皮は餃子の皮の厚い感じでふくらし粉が入ってないです。肉まんみたいにふわふわしてないです。でもって皮に具材をつめたら蒸すんですね。で、できたてをハフハフいいながら食べます。
一日くらいほっといたら堅くなるんですけど、それを再度蒸かします。「焼く」と言う文化はうちの実家ではありませんでした。
この「横田製菓」のおやきもうちの実家の地元の雰囲気がよーく出ています。なので、地元では人気があるんでしょうねぇ。
あ。今回食べたなすのおやきも十分に美味しゅうございました;-)。
GPSポイント
Latitude: 36.654528º N
Longitude: 138.310468º E
Map: 36.654528,138.310468
懐かしい「おやき」の話ですね。私は長野市の中央通と昭和通の交差する辺り、家内は須坂市の出身ですから、良く分かります。私の小さい時は(もう50年近く前)長野ではお盆の「お花市」の時に「熊笹」の束が売っていて、小麦粉を練った生地に「茄子」「野菜」とか「餡子」を包み熊笹で挟んで、蒸していました。だから、熊笹を見ると思い出します。今、都内に住んでいますが、須坂には年に一度くらい行きますよ。家内の話では「みのり」の前の経営者が始めた焼き肉やも知っているそうです。十数年前の年末に現在の「みのり」で地元の方々に誘われて呑みました。その際に、「酢だこ(赤く着色してある)」に長ネギを刻んで乗せて醤油をかけて食べたのですが、非常に美味でした。久しぶりに長野に帰って「湯っくランド」に行きたいです。何時も面白いお話で楽しみにしています。先日の仙台紀行も良かったですよ。私達も10年近く東北大学に居ましたので牛タン「太助」は懐かしい思い出でした。
manjiroさん。こんばんは。
地元の方なのですねぇ。「みのり」も「湯っくランド」、もご存じでしたか。
それにしても「おやき」。懐かしいですか。確かに僕も最近は手作りのを食べて無いです。
いつもお読み頂ありがとうございます。これからも宜しくお願いします。