「枝村酒店」を後にし、その後、どうしようか悩んだのですが「大島や」でがっつり行こうと思ったのですが、このお店も混んでいて全然入れるスペースが無いので、勝どき・月島界隈を後にし、隣の駅門前仲町に向かいます。
門仲の「大阪屋」にでも寄ろうかなぁ。とか思ったのですが、店の前にたどり着いたらもう既に閉店でありました・・orz。今日は玉砕しっぱなしです。
と、言うことでもう少しだけ足を伸ばし、たどり着いたのが「魚三酒場」。
ふぅ。このお店はすんなりと店内に入れました。一階のカウンターの右側の列。おばさんが担当しているカウンターのほうですね。それにしても席が空いていて良かったです。ふぅ。今回は「コの字」カウンターの一番先っぽに座ります。
このお店の看板と満月の図。んーー。良い構図だ(自画自賛;-)。
まずは瓶ビールを注文。出てきたそれをグラスにそそぎ、ぐわしぐわしと喉に流し、プハーなどと言いつつ壁に貼られたメニューを眺めます。それにしてもたくさんあるので毎回どれを注文しようか悩んでしまうのでありますが、このお店に来たら魚を食べる必要があるので今回は黒板メニュー(つまり本日のおすすめと言うことですね。このお店には黒板はありません。念のため;-)ブリの刺身を注文したのでありました。
今回、僕の左隣のアベックはなんかもうじき結婚するみたいな会話をしておりました。おめでとうございます。その向こうには一人で来たおばちゃん。僕の右隣はお友達風の男の人と女の人。位置関係はこんな感じで、今日の登場人物であります。
まずは左のひとりできていたおばちゃんが「カキフライください。」と注文したのだけど、出てきたのがイワシフライ。店のおばちゃんがカウンターの奥に持って帰ろうとしたとき「あ。僕それ食べます。ください。」って言ったら歓声があがったのでした;-)。食べたかったところだったので僕にはちょうど良かったのですけどねぇ。それにしてもキャベツがすごーく魅力的に見えたのですけど;-)。
その後、左隣のアベックは「ハタハタってなんだっけ?」と話始めたのですが、ついつい聞いてしまい、彼女が「秋田で獲れる魚でツブヅブのたまごが入っているのだよねぇ?」と彼氏に話しているのだけど、彼氏はそれを知らないみたい。なのでついつい「正解です。」って横から口出してしまいました。「けど、このお店のは値段的には多分オスだと思うんですよねぇ。」などと話が続き、そしてアベックはトライするみたいで注文していました;-)。出てきたのを見ていたらやっぱりオスでした(^^;;。
右隣のお二人さん、カウンターの上に色々のせていました。そして更にイカの刺身が届いたみたいで「良かったら食べませんか?」とお声がけ頂きました。僕の第一声は一応遠慮するのですけどねぇ。でもってそのタイミングで僕の頼んだミル貝が到着しました。僕、ミル貝には目が無いので写真撮る前に食べ始めてしまったのですが・・。
ここのは本当に量がたくさんあるのですが、僕が「たくさんあるなぁ。」と独り言言ったら、そしたら右隣の人が「本当にたくさんありますねぇ。」と言うことでこの時点で物々交換の商談成立;-)。先ほどお声がけ頂いたイカとミル貝を交換して食べたのでありました。
とまぁ、こんな感じで、今回は本当にお客さん同士のコミュニケーションが良い方向に働き、ご近所さんみんなで和気藹々と楽しい雰囲気で飲めたのでありました。
いやぁ。酒も料理も店の雰囲気もお客さんもみいんな良いお店だわ。と、今日は玉砕しっぱなしだったことをすっかりと忘れさせてくれる、楽しい気分で過ごせたお店だったのでありました。
さてと。この雰囲気でほろ酔い気分で本日も帰投することにしましょうかねぇ;-)。