北千住にいるのでございます。一軒目に「天七」でかぁるく飲んだ後、じゃ。次行きますかー。となり、無理だと解っていても「大はし」を覗いてしまいたくなるのは人のサガか。果たして入れはしないのでありました。
それならばと言うことで今度は「徳多和良」を目指すわけですが、あいや。こちらも入れない。北千住における酒場難民と化すわけですね・・。
では、今日は久しぶりにナナメ向かいのお店に行ってみましょうかねぇ。「藤や」。
このブログができたての頃、確か筆者は、串打ち煮込みと言うものを初めて知って、都内のあちこちのお店に出かけたのであります。過去に行ったお店の名前をあげるとちょっと大変なので割愛しますが、このお店もその時に行ったと言うか、当時はそれなりに良く行っていたなぁ。と言う感じなのであります。
のれんをくぐりガラガラと戸を開けて入るのでありました。
「Lの字」の、そんなに人がたくさん座ることができないカウンターがあり、角っこに煮込みの鍋があるのであります。
このお店は、女将さんとおやっさんのどちらかがお店に立っています。行く日によってどちらがいるのか解らないのですが、女将さんもおやっさんもどちらも話好きな方で嬉しいです。今回はおやっさんの担当の日みたいでした;-)。僕らより先客のお客様が一人いらっしゃったのですが、輪の中にスーっと入れてもらえたのでありました。今回はおやっさんの担当の日みたいでした。
ここから串打ちの煮込みをお皿に盛ってくれるのであります。お皿の写真は無いのであります。ちょっとピンぼけの写真だった・・。つまりは失敗したのでありますねf(^^;;。
出てきたのはフワ・ハチの巣・牛すじ・シロモツ・ゆで卵などであります。どんな感じかは、前回掲載した写真を見てくださいf(^^;;。
自称ホッピー友の会会長はフワが好きなので「フワで有名なところと言えば、あ、川口オートの場内のお店のは美味しいですよねぇ。」とおやっさんに行ったら、知っていたようで「あすこのは美味いねぇ。モツ煮は大井競馬場のも美味いよ。」などといきなり会話に花が咲いたりしたのでありましたf(^^;;。
煮込みの他にもう一品頂きましょう。おやっさんの後ろの黒板にメニューがあります。アジ酢があるみたいなのでそれを注文します。
串揚げの後は煮込みなので、こー言うサッパリしたものが食べたくなったのでありました。が、このお店の煮込みも非常にサッパリとした味なのですけどね。煮込みの箸休めに頂くのでありました。
僕らより先にいたお客さんとおやっさんと自称ホッピー友の会会長は “江戸っ子” なので、その辺りについて何か三人で盛り上がっていました。僕は長野県人なので一人カヤの外・・。
それにしてもおやっさんが言っていましたが「千住の人」は “江戸っ子” じゃないんですってね。「南千住の人」は “江戸っ子” らしいです。んー。奥が深い下町;-)。
僕よりも遙かにこのお店を楽しんだ自称ホッピー友の会会長だったのでありました。いやほんと。確かに居心地が良いお店ですねぇ。
最後に一点書いておきましょうか。前回行ったときの記事には流しのギターのおやっさんが登場したと書いているのですが、おやっさんに聞いたところ、大体半年くらい来ていないようです。「何かあったのかなぁ?」とのことでしたが、確かに昔は飲み屋横町の辺りでも良く見かけた流しのおやっさんですが、最近見かけなくなっていてちょっと気になっていたのですが。元気な姿を見てみたいものです。
GPSポイント
Latitude: 35.749713º N
Longitude: 139.801520º E
Map: 35.749713,139.801520