飲み仲間のお友達からお声が掛かり、田町で飲んでおります。一軒目は角打ちのお店で飲んだのですが、このお店一軒だけで帰るのはちょっと寂しいなぁ。せっかく遠征で取材に来たんだからなぁ。などとちょっと思ってしまうわけであります。本当はただ単に飲みに来ただけとも言うのでがf(^^;;。
「内田屋西山福之助商店」のそのすぐ横にこれまた随分とシブイお店があるんですなぁ。そこに、ちょっと行ってみたいと思えてきました。一緒に飲んでいたお友達は「あすこは一人で行くともしかしたら相手にしてもらえないかもしれないから一緒に行ってあげるよー。」だそうで・・f(^^;;。
と、言うことで外観もかぁなりシブイお店が本日二軒目なのであります。「鹿島屋」。
入り口はこんな感じです。
ガラガラとトビラを開けると奥に八名で宴会している団体さんがいらっしゃいました。一緒に行ったお友達が「珍しいなぁ。」と申しておりました。と、いうことで我々二人はカウンターに着席するのであります。
お店は、おばぁさんお二人で切り盛りしているようです。カウンターはちょっとナナメっているのですが、モノが置けないということはないので瓶ビールを注文します。あとはおつまみを注文します。奥の団体さんがそこはかとなく注文してしまったようなのと、一軒目の角打ちでけっこうお腹が一杯になっているのでかぁるくします。
はんぺん焼き。けど、写真はありません;-)。
それにしてもカウンターから厨房の中を見たら、ガスの上にお鍋があって、それを見たらちょっと驚いてしまいましたね。
店の外には「もつ焼き・煮込み」と書かれているのですが、もつ焼きは入り口のワキで焼いているようです。煮込みはと言うと、このお鍋で煮込んだのが出てくるようです。
で、煮込まれて出てきたのがこんな感じ。
なんとなーーっ!! 田町で串打ちの煮込みが食べられるとは思ってもいませんでした。ちょっと驚きました。お皿の上にはフワとプリプリのシロが二本ずつ乗っています。この間行った「大阪屋」のと似ている感じでしょうか。七味とうがらしではなく、黄色いカラシを付けて頂くのでありました。
ちなみにこのブログの筆者は都内で食べられる串打ち煮込みを出してくれるお店には色々行っている(左上の「検索」で “串打ち” とやってみてください)と思っていたのですが、こーやって歩き回るとポツンと当たるんですねぇ。いやぁ。驚きました。
一緒に行ったお友達が、僕のためにお店の人に色々聞いてくださいました。このお店、田町で80年続くお店で、もう長いことずっとここでやっている。昔は一本5yenだったそうです。ふむ。言われてみれば歴史を感じるお店ですなぁ。
お勘定してもらった後、お店の外に出たらもつ焼きを焼いていました。あ。外でちゃんと焼いた焼きたてが出てくるんだねぇ。ちゃんとあるんだねぇ。などと酔った頭で思ったのでありました。
またもう一回、今度はじっくりと来たいなぁ。と思いつつも本日の宴は終了し、田町を後にするのでありました。
GPSポイント
Latitude: 35.649219º N
Longitude: 139.752017º E
Map: 35.649219,139.752017