堂島界隈。一歩間違えれば北新地辺りにずずずーーっと吸い込まれてしまうそうなのですが、ここはぐっと我慢してもつ焼き屋を探します。
堂島一丁目の交差点からミナミ方面に53mほど進んだ辺りに赤提灯が揺れているのでした。そのお店が「もんちゃん」。立ち飲みのお店、でもってセルフのお店なのです。
まず、自分の席を確保します。そこでたたずんでいたらおっちゃんが「飲み物はあすこのケースの中にあるからな。」と言うので瓶ビールを一本と近くにあったコップを取ってきます。
その後、「焼き物はこのケースから自分で好きなの取ってや。」と言うので焼いてない生の状態の串をステンレスの皿に取り、焼き場のおっちゃんに渡します。しばし待っているとテーブルの上にある自分のお皿にぼんぼんと置いてくれます。
すごいシステムだぁ。自分の好きなのを自分で取って来る。と言うのは、数々のもつ焼き屋に訪れた僕でさえ今までに体験したことの無いシステムだ。などと感動していたので店のおっちゃんに写真撮って良いか聞いたのですが、その時の会話が以下のような感じ。
僕:「すみません。店の写真撮って良いですか?」
おっちゃん:「あかん。」
常連さんA:「水入れてわかすのは?」
おっちゃん:「ヤカン。」
んーー。さすがはお笑いの街大阪・・。店のおっちゃん、ボケありがとうございました。と、言うことで店内の写真はありません(一部、大幅に脚色しています;-)。
串焼きは一本100yen。肉だけでなく野菜があったりウインナーがあったり揚げがあったりで種類はそれなりに豊富です。店内もそこはかとなく混んでいます。大阪・堂島と言えば東京の八重洲みたいな雰囲気でしょうか。スーツを着ている人が多いです。
さて、ビールが終わったので飲み物コーナーからワンカップの日本酒を取ってきてグビリとやり店内を眺める僕なのでした。追加オーダーも終わりお金を払って外に出たのですが、「あかん。」と言われた写真。店の看板だけはなんとか写真におさめることができました;-)。
ぱちり。
カテゴリー: 2.日本全国
大阪。若狭。
仕事で大阪に行かなければならなくなりました。大阪です。ぐひひ。パパパっと仕事を終わらせ散策するべよー。
まずはじめの一軒目は「ドージマ地下センター」の中にある「若狭」。福井県若狭湾の名物が出るお店でございます。地下街の中にあるお店です。「どっか飲む所無いかなぁ。」と徘徊していればパッと見つかることでしょう。
大阪での仕事が一段落した後にふらっと入ったお店。一緒に行った同僚が「福井の名物小鯛の笹巻きは是非食べましょう。」と言うので注文。福井の名物を大阪の堂島で頂きます。まぁ、大阪と福井は近いですしねぇ。箱根で小田原産の魚を食べるような感じでしょうかねぇ;-)。
さて、この小鯛の笹巻き、実は小浜産だったりするそうです。小浜から直送したものなのでございます。
小浜と言えば、今ちょうどアメリカで大統領予備選がやっているかと思いますが、激戦を戦っているのもオバマ氏なのです。つながっているのでございました。
お後がよろしいようで。m(_ _)m。
福岡。十徳。
さて、福岡で訪れた最後のお店なのです。
最初に書いておきますが福岡空港は繁華街と空港が一番近いことで有名なのであります。今回帰路に付くべき飛行機はANAの19:15福岡発の飛行機。時間的には18:45まで天神で飲んだくれていても飛行機に間に合うと言う覚悟で飲んでいたら、本当にそうなってしまったのでしたf(^^;;。
17:00位から飲み始めて、店を出てたのが18:45。そこから中洲川端駅まで走り、飛行場の搭乗口に着いたのが出発の15分前。キーに付いたビクトリノックスのナイフが引っかかり多少時間が掛かったがそれでも飛行機の出発時間には間に合ったのでした。
ついさっきまで芋のロックを飲んでいたのに今はもう機上の人。んー。すばらしき街かな。福岡;-)。
さて、最後に訪れた店は「十徳」。店の椅子に座ると博多川の向こう側に「霧島」の大きな看板が正面に見えるところにあります。これで位置関係は大丈夫かな?;-)。
いやはや。この店で前回ちろっと書いたイカの活造りをもう一回、思いっきり堪能したのでした;-)。
お皿に盛られて出てきたイカはまだ生きているのでございます。顔と足の部分は逃げようとしているのかさかんに皿の外へ出ようとしているわけです。けど、上のほうはもうどんどん食べられていってしまっているのです。むー・・・。
しかし、こりこりしていて非常にうまい。こんなイカ、滅多に食べられないんだろうなぁ。と思うわけであります。透き通り加減も絶妙で身の下にあるシソの葉っぱがそっくり見えるほどなのであります。きれーですねー。
ちなみに今回の確認したのはイカを食べた後だけに以下になってしまうのですが、やはり美味いものはどこで食べても、食べ方が変わっても美味いのであります。
・仙台の牛タンより福岡の牛タン
・函館のイカより福岡のイカ
つまり、仙台で食べても函館で食べても、福岡で食べても美味いものはうまいのです;-)。
この後、例のごとく頭とゲソは天ぷらにしてもらって一粒で二度美味しい状態になるのでした。
さてと、イカだけではなく、この店には地鶏の刺身の盛り合わせを注文。九州には地鶏の産地があるので鳥も美味いのでした。これも思いっきり味わうのでした。おっと。芋ロック、手放せねーゼぃ。
しかし、福岡最後の日に思いっきり堪能できるのがありがたいことです。
などと、舌鼓を打っていたらそろそろ帰る時間が迫っていることに気づくのですが、この後、慌ててお勘定してもらい、最初に書いた通りドタバタして無事に東京に帰ったのでした。ふぅ。
お疲れさまでした。>僕の胃;-)。
福岡。くしだ屋。
上川端通りのキャナルシティ側の出口から細い道に入るところにあるラーメン屋さん。「くしだ屋」。すぐ横っちょには櫛田神社があるので多分店名が「くしだ屋」なんでしょうなぁ;-)。
店には黒いのれんがかかっているのをくぐって入ります。店内は「L字」型のちっこい店内。夜行けば混んでいそうな雰囲気なんだけど、福岡ではお昼からでもラーメンを食べる必要があるのでドンドン入るのであります。
と、言うか、昼からやっているラーメン屋さんは非常に貴重であり、でもって値段も重要なファクターとなります。福岡でラーメン500yen以上・替え玉100yen以上するラーメン屋と言うのは既にラーメンではないため、そういうラーメン屋さんは却下なのです。また、店の外に掲げてあるメニューを見ただけで却下する店もあるわけなのです;-)。
と、言うことで早速店内に入りラーメンを注文。値段的にもヒジョーにぐーな店なのでした。
出てきた白い豚骨ラーメンなんだけど、一口食べた瞬間、なんか塩味っぽくて、ん?って感じがしんだけど、さっぱりしていて中々うんまい。けど、スープの上に油が浮いたりしていてこってりしているかもしれないんだけど、けど、さっぱり感が前面に・・。思い白い味だぁ。
などと思い、替え玉を注文して食べてしまうのでした。
さてと、今回の福岡紀行、果たしてここが最後のラーメン屋さんとなってしまうのでした。いやはや、ラーメンの街福岡なのでした;-)。
福岡。豊久。
福岡天神で、「朝からラーメン食べたいなぁ。」と思っても朝から開いている店はほとんど皆無。いやぁ、悲しいことです。これから西鉄に乗って太宰府天満宮に行こうと思って朝飯がてらラーメン食べて行こうかと思っても中々無いのです。
そんなおりに見つけたお店。西鉄福岡(天神)駅の横で見つけたお店「豊久」。場所的にはソラリアのもちっと昭和通り側と言えば良いでしょうか。
階段をあがって二階に行き、ガラガラと戸を開けて店に入ります。作りはまーふつー。メニューもふつー。今回はふつーの豊久ラーメンを注文。
この店には替え玉と言うシステムが無いため、大盛りラーメンを注文。しばし待って大盛りの九州ラーメンが出てきました。
一口食べたとたん「ふむー。東京で食べる九州ラーメンの味だなぁ。」が素直な気持ち。東京で食べる九州ラーメンの味が本場天神で食べられるんだからこれまたすごい。「ねぇ。何言っているの?」って声が聞こえてきそうなんですけど、ここのラーメン、化学調味料たくさん使った、作られた味の「九州ラーメン」なのです。なので「東京で食べる九州ラーメンの味」となるのです;-)。
ではなぜ「こんな店をここに掲載するんだ?」となるのですが、それは、天神駅界隈で朝からラーメンを食べられる場所がここしか無いからなのです。朝からラーメン食べないと死んじゃうっ!!って人には貴重な情報かなぁ。と思ったのでした;-)。
朝からやっている、東京で食べる九州ラーメンを出してくれる天神駅そばにあるラーメン屋さん。それがこの店のすばらしいところなのです;-)。
福岡。兼平鮮魚店。
福岡の上川端通りの中程には24h営業のラーメン屋があります。一杯290yen。その前には立ち食いうろん屋(福岡で「うどん」のことを「うろん」と言います)があります。ここで丸天うどん食べたかったぁ。
そんな場所から地下鉄中州川端駅方面に37mほど進んだ右側にあるお店。「兼平鮮魚店」。
昼間に行くと魚屋さんです。夜はその脇から入っていくと呑み家さんです;-)。
福岡に来たら「ラーメン」「牛タン」「玄界灘の魚」そして「イカ刺身」なのです。イカは呼子のイカなのです。
やはり魚屋さんだけあって出てくる料理は刺身でございます。僕の中では「イカと言えば福岡」。函館以上に「福岡で食べるイカ」と言うインパクトが大きいのでございます。と、言うことで早速イカの姿作りを注文。生きたイカをまるまる一匹出してくれるのですが、ここでは写真の掲載はありません。この後、別の店で全容を明らかにします;-)。
イカの身を刺身で食べた後、ゲソと頭の三角の部分は別のものに料理してくれます。今回頼んだのは頭の三角部分は天ぷらで、ゲソのほうはバター炒めでお願いしました。天ぷらが出てきた後、これが出てきました。
実は無理言ってバター炒めにしてもらったのですが、魚屋さんでこーんなに立派な一品が出てくるとは思ってなかっただけに料理を見たときそして味わった時にはちょー感激。いやはや。幸せなことです。
イカの他に、この時期、九州でしか食べられないものもやはり注文。こっちでは「クエ」福岡では「アラ」と言う魚の刺身。んー。んーまい。魚屋さんだけにうまい。だけじゃ無くて、料理長の腕も中々だぁ。と痛感したのでした。盛りつけ奇麗だし。
イカの天ぷら・バター炒めを食べつつ酒は焼酎に移行していくわけですが、黒佐藤があるじゃないのさ。それも一杯630yenと言う値段。ふむー。すんばらしー。でもってうまーい。
魚美味いし、酒は美味いし言うこと無い店なのでした。お友達が「一人10,000yenで魚食べてきた。」とか言っているけど、この店、安くて美味くて感動したよー。大体一人4,000yenでおつり来るかなー。と言う感じ。
屋台だけじゃないよー。ってことがだんだんと解ってきた今日この頃なのでございました;-)。
福岡。酒一番。
さてと、そろそろこの人の言う、ジャンボリちっくなお店をあげるとしましょう;-)。
場所は良く説明できません。川端辺りですが、明治橋(川向こうに「霧島」の大きな看板がある)のこっち側(上川端通り側)で、カクンカクンと二回曲がったかどっこにあるお店。「酒一番」。
大衆酒蔵なのでございます。おー。いかにもそれらしいふーりゅーなお店なのです。店内は「L」字型のカウンターなのです。
入ってまずは芋を注文するのですが、出てきたのがこれ。しぶい・・。渋すぎる。「いも」と書いてある瓶とロックグラスがデーンと僕の前に置かれたのでした。
さて、メニューですが、いかにも大衆酒場的なメニューがそろっています。スタートは230yenからで、上はまぁ700yen位かなぁ。そんな感じで飲めるのです。
ここはまぁ、名物のもつ鍋でも食べましょう。今回福岡に来て初めてのもつ鍋でもあるわけだし。と、言うことで一人前を注文。これが630yen。安かー。それもちゃんと本格的なものが出てくるのでこれはまぁ、驚きですよ;-)。
など、鍋を突いているんですが、店員のお姉さん、やたらと美人。「博多人形」とか「博多美人」を彷彿とさせてくれるのでした。そー言えば、知り合いに福岡の方がいるんですが、その方も博多美人の類に入るのでしょうなぁ。
この店で芋ロックを飲んでいたら男性三人組が入って来て「三人なんだけど空いている?」「奥の座敷にどうぞ。」「あ。カウンターに座れないんだ。じゃ、いいや。」と会話があった。
ふむー。あの人達はきっとこのお姉さん目当てに来たのね。と思った一瞬なのでありました;-)。
この店、夜の時間なのに定食も出してくれます。近所で働いている多分常連のサラリーマンとか、飯食いにきているんですよー。懐が深い店たねぇ。まったくー。と、嬉しくなってしまったのでした。
さてと、屋台で有名な中州の近所にもこんなすばらしい大衆酒場があったのねぇ。嬉しくなってしまった瞬間なのでした。
福岡。井戸端。
福岡は中州に屋台が出ない(少ない)日があります。そんな日はどこか屋台ではない別の店を探す必要があります。こんな日、僕は基本的に川端辺りを散策することにしています。
キャナルシティから歩道橋を歩き、降りた辺りにアーケード街があるのですが、「上川端通り」と言います。その通りをキャナルシティ側から入り約62mほど進んだ左側にあるお店。「井戸端」。
個人経営の居酒屋みたいな雰囲気です。刺身あり、焼きあり。焼酎・フグひれ酒ありの店なのです。
この写真、店の前に人がうじゃうじゃいる時に撮ったので上だけの写真になってます。すみません・・。
入り口で靴を脱ぎ、テーブル席に座ります。まずはビールと料理を注文し、合わせて串焼きを注文。豚バラと四つ身を注文。
福岡で串焼きを注文するとこーいう感じで出てくることが多いですかねぇ。福岡で食べるときの食べ方ですねー。下にキャベツのざく切りがあり、ポン酢が掛かっています。その上に焼き物が出てきます。いやぁ。一粒で二度美味しいグリコアーモンドキャラメルみたいです;-)。
この食べ方、東京で食べるとしたら、下北沢の「ずんでこ」に行けば良いでしょう。キャベツの上に載った串焼きを食べることができます。福岡の串焼きの食べ方です。
さて、飲み物を黒霧に切り替えつつ刺身なども頂く訳です。今日の黒板メニューの刺身「ひらす」を注文。そもそも「ひらす」ってどんな魚なんだろう・・。関東の魚では無いような気がするなぁ・・。
半分ほど食べたところで写真に納めていないことに気がつき慌てて撮ったので量が半分になっています(^^;;。
とまぁ、福岡の地元の味満載のお店でそろそろエンジンが掛かってきたかねぇー;-)。
福岡。元祖長浜屋。
福岡来たら、ここだけはどんなことがあっても外せないでしょー。「元祖長浜屋」。今回は二店舗ある内のちっこい店のほうに行きました。
白い豚骨ラーメンを初めて作った店だとか。けど、そんなことはどーでも良くて、ラーメン一杯400yen。替え玉一個50yen、替え肉一個50yen。ありえねー。って感じで、それでいて24時間営業なのです。福岡に行ったらここには必ず立ち寄らなければならないのですっ(きっぱり)。
でもって注文。ラーメン一丁。麺の堅さは普通で。待っている間、店内をきょろきょろします。テーブルの真ん中にはざるに入った湯のみ。入り口脇に水があるのでそこからくみます。ちっこいヤカンにはスープのたれが入っているので間違ってもお茶だと思って湯のみに入れては行けません。
でもって出てきたのがこれ。
いやはや。長浜ラーメンだぁ。ついつい顔がニヤケてしまうんだけど、長浜ラーメンだぁ。ズルズルズル。
おや、隣のおっちゃん替え玉注文しているし。「バリカタ一丁っ。」ふむー。バリバリに固い替え玉かぁ。そしたら向こうのテーブルのおっちゃんは「生一丁。」だって。うひー。生麺食べるのかぁ。さすがは地元の人だなぁ・・。
などと思い食べていたんだけど、僕はフツーに「固めの替え玉ください。」だったのでした。
いやぁ、しかし、ここのラーメンははえぇなぁ。
福岡。大黒商店。
「親不孝通り」ではないんだなぁ。「親富孝通り」なんだなぁ。昭和通りから親富孝通りに入り、約80mほど進んで右に曲がると大きな赤提灯が揺れています。ラーメン屋さんです。「大黒商店」。
博多ラーメンのお店です。いやぁ、飲んだ後のラーメンはうまい。と言うことでラーメンを食べてしまうのです;-)。
このラーメン屋さん、豚骨の白いラーメンなんすが、ネギは万能ネギが載っています。なんか、ようやっと万能ネギが載っているラーメンに出会えた。と言う感じです。九州ラーメンと言うとフツーの長ネギではなく、万能ネギと言うのが僕の頭の中のどっかにあったしねぇ。
こってりしていて味もちゃんと付いているのでズルズルと行ってしまうのです。でもって替え玉もついつい行ってしまうのでした。
さてと、これ食って寝るべよー。って・・。今日は一体ラーメン何玉食ったんだ?;-)。