今回、ベトナムでは2,3,4が三連休で09/02は祝日だったらしいです。そのおかげで道にはバイクが少なくて渡りやすいというのがあり、ホーチミンのドンコイ通りはお祭りの雰囲気が出ていました。
そんな日にホーチミンに一泊するのですが、賑やかな街中のホテルでした。夜の市内観光しながらローカルなお店を見つけるために散策するのですが、言葉も通じないし、とりあえずはメニューのわかりやすそうなお店を見つけるのであります。
そうしてたどり着いたのがビテクスコ・タワーの真ん前にあるお店でした。歩道テーブルや椅子が並んでいて街の中でテラス席で頂けます。お店の名前は分かりませんっ!! 何よりも読めませんっ!! 場所は上にも書いたとおりビテクスコ・タワーの真ん前で、あとはGPSポイントを参考にしてください。
店の前をうろちょろして店内を覗いている風な格好をしていると、お店の人が『ここに座れ。』というしぐさをするのでテラス席のテーブルに着席します。『ベトナム語解るか?』みたいなことを言っていると思うんだけど、言葉が通じないとこを察知した店員さんは店の奥から英語のメニューを持ってきてくれました。写真付きのビジュアルに訴えているメニューです。
ここから指を指しつつ『じすわん。じすわん。じすわん。びぁばーばーはいっ。』で、注文は完了。あとは出てくるのを待つばかり。
まず最初にビールが出てきました。ここではダナンのお店と違いビールが冷えていました。しかし、一緒に出てきたジョッキの中には氷が入っておりましたf(^^;;。と、いうことで氷入りのグラスにビールを注ぎ乾杯。ぷはーっ!! 暑いのでビールが美味い;-)。
料理がちらほらと出てきました。何が出てくるか、目の前に来ないと解らない。と、いうのは本当にスリルとサスペンスですねf(^^;;。
まずは鳥モツの煮込みのようなモノが出てきました。一緒に行った人は見たことも食べたことも無いようですが、シロレバー(鳥のレバーという意味)とタマゴの黄身の部分がゴロンとした部位を煮込んだヤツですね。これは鶏肉専門店などで良く見ます。
上に乗っているのは長ネギみたいな感じでした。箸休めにちょうど良い感じです。
食べるとまさしく鳥のモツですね。辛いタレに付けて頂きます。あ。食べ方までお店の人に教えてもらいました。隣のテーブルからライムを取って来てくれてタレに入れてくれました。それで食べます。
次に出てきたのはドンブリに入ったフォーですね。スープとして頂きました。こーいうのは辛くなくてホッとする味ですね。
これは本当に香草、パクチーがドドドと入っていて、ローカルな味がしてすごいホッとします。
スープが出てきたところでもう一品。今度はご飯が出てきました。
ご飯の上に鶏肉の蒸したのが載っていて、ご飯と一緒に頂きます。がっ!! ご飯を食べて驚きました。もち米です。米どころベトナムにも、もち米ってあるんだぁ。と、いう感じ。これ、むっちりした歯ごたえで少し味が付いていて、上に載っている鶏肉とすごい合う。そして、先ほど出てきたスープをズーズーと飲みながらこのご飯を食べる。中々のベストマッチでした。
自分で注文しておいて何が出てくるのか解らない。こんな中で今回は中々グッドな組み合わせで美味しく頂けたのであります。
ホーチミンでは今回行った雰囲気を醸し出しているお店は結構あちこちに見ました。字も読めないんだけど、なんとなく、お店のケースの中に鳥がブル下がっているお店というのはこんな感じで鳥料理を出してくれるような気がします。
今回もまさしくそんな感じで店内にあるカウンターショーケースの中に鳥がブル下がっていて、その奥が調理場で、歩道に並べたテーブルと椅子で食べる。と、いう感じでしょうか。
問題は英語と写真付きのメニューがあるか?でしょうかねぇ。今回入ったお店にはそれがあったので助かりました。
あくまで僕の感想であって、実際は違うのかもしれません;-)。
それにしてもダナンでもホーチミンでも、ローカルなお店に行ってお腹があたることは無かったので、今回の旅は本当に良かったです。
あ。お店の人がビールの蓋を抜いたとき、スコーンっと飛んでいってお店の前に停めてある車に直撃しました。お店の人が怪訝そうな顔をしていた雰囲気ですが、次の日に再度このお店の前を通ったときにも同じ車が止まっていたので、どうやら自分の車のようでした;-)。
GPSポイント
Latitude: 10.771687º N
Longitude: 106.705008º E
Map: 10.771687,106.705008