10月の第一週目は会社のリフレッシュ休暇というヤツを頂き、一週間のお休みを取得することができました。そのお休みを利用して、ちょっとロシアに旅行に行ってきました。
ロシアと言っても、モスクワとかバイカル湖などではなく、俗に言う極東ロシア、ユーラシア大陸のハズレの方なんですけどもねf(^^;;。成田から飛行機で約二時間。行きは成田からハバロフスクへ。帰りはウラジオストクから成田までという感じで大体札幌(千歳空港)のその先へ行くような感じの旅なのであります。
全行程三泊四日のまぁ、あまり長くは無い旅ですね。そもそもロシア−成田間というのは四日に一回しか飛行機が飛ばないので、三泊四日を逃すと強制的に六泊七日とかになってしまうのでありますf(^^;;。
一泊目: ハバロフスク泊
二泊目: シベリア鉄道車中泊
三泊目: ウラジオストク泊
そんな中で、今回のお話はシベリア鉄道の食堂車なのであります。ハバロフスクからウラジオストクまで大体230km、時間にして13時間。ハバロフスクを出る時間は21:00なので食堂車でご飯を食べるには持ってこいの時間帯。うひひ。
と、言うことで、シベリア鉄道に乗り、一段落した後に食堂車に向かうのであります。なお、シベリア鉄道の詳細については よろずなブログ のほうに書いたのでそちらも是非お読み頂ければと思います。
また、ロシアで撮ってきた写真は もつ焼き写真館 のほうに掲載しているので併せてご覧頂ければと思います;-)。
さてさて。前置きが長くなりました。シベリア鉄道の車内、三両目から食堂車のある六両目までテクテク歩いて行きます。22:00くらいに行ったら席が全部埋まっていて座ることができない。一時間後に再度トライ。けど、それでも五分くらい待ってからようやっと着席できたのでありました。
ハバロフスクから電車に乗った人はきっと食堂車で大宴会でもやっているんでしょうなぁX-(。
二人で四人がけの席に着席、相席となりました。相席に座っていた人はロシア人なんだけど、サハリンの人だったので英語ができました。なので会話は片言の英語で。
でもって食堂車の係の人がメニューを持ってきてくれたんだけどそれを見ると・・。orz。全てロシア語じゃん。全然解らないよこれじゃ・・。
と、言うことで目の前のロシア人のおやっさんに手伝ってもらってなんとか注文できたのでありました。途中ウエイターのロシア人のおっちゃんは随分不機嫌で「忙しいんだから。まったく。ロシア語読めないなら出て行ってよ。」みたいな感じで・・。まぁ、確かにその通りなのですけどもね・・f(^^;;。
なんとか注文できたのはこんな感じ。
牛肉の煮込んだヤツ。煮物みたいな感じかな。そこにキュウリ・トマト・グリンピースが載っているです。でもってポテトフライ。奥の黒パンはサービス みたいでした。ふむー。思っていたのとは違うのが出てきましたが、そこはそれ。ロシア語のメニューが解らないのでしょうがない・・f(^^;;。
目の前に座っていたサハリンのおやっさんに英語で説明して、そのおやっさんにウエイターにロシア語で注文したので・・。それにしても目の前にロシア語と英語が解る人が居てくれて助かりました。
で、ビールが飲みたかったのでそのおやっさんのオススメでアサヒスーパドライを注文。シベリア鉄道の中でまさか、日本のビールを飲むとは思いもしなかったf(^^;;。そのおやっさん曰く「日本の北海道には良く行くんだ。小樽にね。ビール?スーパードライだろ。」だそうで・・。うひっ!!;-)。
シーナ誠の本なんか読んでいると「ロシアのビールは馬ションビール。」馬のションベンのようなビール。ってことらしいですが、それは過去の話で、最近は美味しいビールがたくさんあるようです。スーパーとかコンビニに行くと色々な種類のビールが売っています。
アルコール度数も高くて7%とか9%とかいうのもあったりします。が、こーいうのは栓を開けると5%くらいに下がるらしいです。そーいうのがラベルとか缶にちゃんと書かれているんですけどね。どーいう仕掛けなんでしょうかね。
魚料理も注文していたのですが、後から出てきました。オヒョウとタマネギのホイル焼き。
極東ロシアに行ったらやっぱりサーモンたべ。とか思っていたのですが、夢が叶いませんでした。orz。しかし、このオヒョウ、あ。オヒョウというのはカレイのでかいヤツだと思ってください。アブラがけっこう乗っていてそれはそれで中々美味いのでまぁ、ヨシとしておきましょう。
そんなこんなで悪戦苦闘しつつなんとかシベリア鉄道でのディナータイムを何とか無事に終えることができたのでありました。ふぅ。疲れた・・f(^^;;。
と、言うことで、ロシア語が全く解らないのであれば無理してトライすることは無いと思います。今回は本当にサハリンのおやっさんと相席になったので助かりました。ありがとうございました。
このあと、自分の個室まで戻って、横になりつつウォッカでも飲みつつ外の景色でも眺めつつ(とはいえ夜なので全く何も見えない)シベリア鉄道の夜を満喫するのでありました。